はじめてのかたへ

小さな子どもたちがむし歯治療ではなく「むし歯予防」に通うような歯医者さん、子どもが怖がらずに楽しく通ってくれるような雰囲気の歯医者さん。
そんな歯科医院を目指して2011年、鹿児島にオープンしたのが「ワハハよしどめキッズデンタルランド」です。

このクリニックのコンセプトは〝わくわく楽しいテーマパークのような歯医者さん〟です。
そしてそのコンセプトの根底にあるのは「むし歯ゼロの子どもを育てる」という歯科医療理念です。
つまり、子どもたちが喜んで来てくれる歯医者さんにすれば、子どもたちが定期的に通ってくれる。
定期的に通ってくれれば、子どものむし歯をゼロにできる、という発想です。
「むし歯ゼロ」とは、「むし歯を治療してゼロにしましょう」ということではありません。
子どもの歯に1本もむし歯のない時期から、きちんと定期的に歯医者さんに通って「1本もむし歯のない状態を一生涯保ちましょう」という考え方です。
まったく治療のない、生まれたままのきれいな歯=ヴァージントゥースで一生を過ごすことは、人生にとって非常に価値あることであり、むし歯ゼロの歯は、その人にとって〝何物にも代えがたい宝物〟なのです。

私たちは、この歯科医療理念を明確に伝えるために、ワハハよしどめキッズデンタルランドの院内に「一つの物語を作ろう」と考えました。その物語の舞台、基本的なモチーフとして設定したのが「森」「樹木」です。
その森や樹木の中で子どもたちが自由に遊び、動き、触り、楽しむことがきる。そして、遊びながらむし歯予防の大切さを学ぶことができる。
そんな夢のようなクリニックを作りたい、と思ったのです。そこで院内全体を、森をモチーフにデザインしました。
さらに、オリジナルの絵本の世界観を取り入れて、子どもたちがむし歯予防に興味を持つきかっけになる楽しい仕掛けをたくさん作りました。
今、このクリニックの理念やアイディアが、全国の歯科医療関係者や教育関係者から大きな注目を浴びつつあり、全国の歯科医院に当クリニック独自の世界観や仕組みが浸透していこうとしています。

bookこのたび発刊しました絵本『ワハハのくにの物語』は、鹿児島から全国に「ワハハキッズデンタルランド」のコンセプトをさらに広めていくために作られた、歯医者さんの考えたファンタジーです。
矢原由布子さんの描き出す可愛いキャラクターと一緒に、日本の子どもたちが楽しく歯医者さんに通いながら、歯とお口の健康を守っていってほしい。
そんな願いをこめて作りました。 子どもたちだけでなく、子どもを持つお父さんやお母さん、これから子どもを持たれる方、子どもの成長や育児に関わる仕事をされている方、そして歯科医療関係者のみなさんなど、幅広い層の方に読んでいただければ幸いです。